ニキビの正しい知識あれこれ

ニキビにまつわる様々なこと

ニキビと言われて思い出すのは、十代の頃に生まれる思春期ニキビではないでしょうか。大人になると収まると思われてきたニキビですが、ニキビは皮膚が炎症して生まれているものです。ですから若いうちだけではなく、大人になってからも現れるニキビもあります。

思春期ニキビと違い大人ニキビは皮脂分泌が活発になる事が原因ではなく、乾燥から来たり、ストレスから来たり、ホルモンバランスから来たりなど、理由は様々です。またニキビの症状なども色々あり、対応策も変わってきます。

私たちに出来るニキビ対策の第一歩は、まずはニキビの事を把握すること、それによってニキビが生まれる原因を探り、向き合っていくことが大切です。簡単にですが、ニキビについて一緒に確認していきましょう。

ところでなぜニキビがニキビと呼ばれるか、ご存知ですか?実は植物からきているという一説があります。

「キビ、キミ(黍)」という植物がありますが、キビに実がなり実の先端が熟すと赤く染まる状態が肌の炎症と酷似していることと、「に(丹)」という赤土由来の赤と合体し「ニキミ」となり、その後言葉が変化し「ニキビ」という名称になったという話です。

他にも柔らかいものを表現する言葉、「にく(和、肉)」と合体し、「ニクキミ(和黍、肉黍)」となった言葉が進化して「ニキビ」となった、という話もあります。

様々な説があるようですが、正確に理由はまだ解明されていないようです。このように日本ではニキビと呼ばれているお肌の炎症を、アメリカでの名称「アクネ」と呼ぶこともあります。

次にニキビが生まれやすい世代ですが、一般的には男性も女性も、ニキビが現れやすい世代は10代から20代です。現れやすい場所は皮脂分泌が活発になる、皮脂腺が多数ある部位になります。例えばお顔や頭、背中などにニキビが生まれる事が多いでしょう。

私たちが通常イメージするニキビは、これらのいわゆる思春期ニキビです。但し近頃多いのは、大人になっても生まれる大人ニキビです。吹き出物、と以前は呼ばれていました。

大人になると十代の頃のように過剰な皮脂分泌があるわけではありません。思春期ニキビと大人ニキビは違うものですが、医学的には尋常性ざ瘡(acne vulgaris)というカテゴリに配置されます。思春期ニキビと大人ニキビが異なるものは、そのきっかけです。

皮脂分泌が活発な青春時代特有のニキビと違い、大人ニキビは原因がひとつではありません。食生活の偏り、生理前のホルモンバランスの乱れ、ストレスの蓄積であったり、間違ったスキンケアでも起こります。

メイク用品が肌に合わない事がきっかけにもなりますし、とにかくその人によって大人ニキビが生まれる理由は異なる事が多いです。ですから誰かに効果的な改善方法が、自分にも当てはまるわけではないということになります。

また大人ニキビの厄介なところは、跡が残りやすいことです。十代の頃はお肌の代謝も活発なため跡に残りにくいという特長がありますが、年を重ねるに連れてお肌の代謝は鈍ってきます。そのためニキビ跡が目立ちやすく、その跡をお肌の悩みとして抱えてしまう人は大変多いのです。大人ニキビの改善を考える際には、ニキビの跡を残さない方法も模索していく必要があるでしょう。